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【書く習慣チャレンジday27】考え続けることが療法士の在り方だと教えてくれた人

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週末は気温が下がるみたいですね!

私が住んでいる地域でも最低気温が一桁になると聞き、今から震えています。

指先と足先が冷えて辛い…

書く習慣チャレンジ27日目「誰かに言われた大切な言葉」について。

目次

実習中のバイザーに言われた一言

私たち作業療法士は授業の一環として、実際の病院や施設での「実習」を義務付けられています。

学校によって実習期間はまちまちでしたが、私は3年生の時に2週間×2回、4年生の時に11週間×2回の実習を経験しました。

県内だけでは実習地の確保が難しく、実習地の半分ぐらいは県外でした。

県外から下宿している学生が優遇されていたわけではなかったものの、私は「実家住まい」で家賃の二重払いのリスクがなく、さらに「ちょっと実家以外のところに住んでみたい」「大きい病院への憧れ」などが重なり、4年生の実習の両方を県外で行うことになりました。

これがツラかった

慣れない一人暮らしの心細さ、行ってみた病院のスケールの大きさに圧倒され、私は完全に雰囲気に飲まれていってしまいました。

特に九州のその病院は規模が大きく、リハスタッフだけで100人を超える大所帯、学生だけでも14~15人が常に出入りしているようなところで、11週間という長期に及んだにも関わらず、1㎜も馴染むことができませんでした。

手技から入ろうとした自分を今でも猛烈に反省しているし、作業療法の楽しさややりがいを感じることができず本当に辛かったことを昨日のように思い出します。

実習指導者のことを「バイザー」と呼んでいるのですが、バイザーに「あなたの実習の目標は何?」と言われて固まってしまい、何も答えることができない学生だったのです。だから私には分かる。学生が固まっていても、何も考えていないわけじゃない。何かを考えてはいても、言葉にする術が分からない場合もあるのだと。

実習の目標も答えられないような学生であったにも関わらず、私のバイザーは怒る人ではありませんでした。

彼自身が忙しいようだったし、学生指導に時間をかけるタイプの人ではなかったことが要因だったと思っています。

そんな彼が最後のフィードバックの時、私に教えてくれた言葉が「thinking therapist」でした。

考えるのを止めたらそこでお終い。分からないことが多くても、考え続けなさい考え続ける療法士でありなさい、と静かに話してくれました。

この言葉は私の心に強く刻まれ、今でも判断に迷うときに、考え続けよう、考え続けられる療法士であろうと思い返しています。

書く習慣チャレンジの紹介

いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んで、「私ももっと文章を書いてみたい!」と思いました。

Twitter(X)やブログを書く人にはタイトルのつけ方のコツや読まれるコツの実践法が書かれていておすすめです。

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この記事を書いた人

とーこ@作業療法士ママ
老健で働く作業療法士。8歳4歳兄弟のママ。仕事や子育てでの経験から学び、「私がもっと早く知りたかった!」ことを発信します。趣味は旅行とパン作り。取得資格:介護支援専門員、介護老人保健施設リスクマネージャー、実習指導者研修修了。

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