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こんにちわ、とーこです!
老健の作業療法やリハビリテーションについてもっと学びを深めていきたい! と、教科書を探しているの作業療法士の方はいませんか?
- 介護老人保健施設のリハビリテーションや作業療法の全体像から具体的な介入までを学びたい
- 若手や学生の指導で老健のリハビリについて説明するときの参考になる教科書を探している
これらの悩みに正面から向き合ってくれる教科書を紹介します。
老健で働く作業療法士ならこの1冊!!と太鼓判を押せるのがこちらです。
- 2016年7月10日に第1版発行
- 出版社は医歯薬出版株式会社
- 総編集は新井健五先生
- 主な目次は「介護老人保健施設における基礎知識」「介護老人保健施設の作業療法の考え方」「作業療法の実践事例」「今後の展望」の4章
- 巻末付録で介護老人保健施設におけるケアマネジメントR4システムの概要について解説あり
介護老人保健施設の作業療法をおすすめする理由
実践事例の濃さがすごい
第3章に「作業療法の実践事例」で紹介されているのは14事例です。
個別の事例紹介とともに、テーマによって作業療法士の関わりはどうあるべきかを事例を通して解説されています。
- 症例について、作業療法評価、介入方法・経過・結果の具体的な紹介
- ICFを活用して評価をまとめられている事例
- 生活行為向上マネジメントを活用した事例
- 作業療法士がグループ活動やイベント企画に関わったときの振り返り
- 地域との関わり
- 実習生との関わり
- ターミナル期
利用者の方と関わっていると「介入のヒントやきっかけはないだろうか??」と似たような事例を探すことってありませんか?
評価や介入方法がそれぞれ具体的に、詳しく書かれているので、悩んでいる時の道しるべになります。
考えを深めたり広げたりするきっかけにできます!
介護老人保健施設の作業療法の考え方が網羅されている
第1章では、介護保険制度や生活モデル、ICFの考え方といった生活期リハビリテーションに関わる者として一通り押さえておきたい基礎知識について書かれています。
1章での基礎知識を踏まえたうえで、第2章では老健での作業療法の実際、役割、個別機能訓練について、認知症の作業療法の考え方、在宅復帰支援・在宅生活支援のための作業療法の考え方など、作業療法士としての視点がギュッと詰まっています。
老健は利用者の方が入所されてからの関わりが比較的長くなることが多い現場です。
入所前後、入所初日、短期集中リハビリテーション加算の時期、施設利用継続期、地域生活移行期と、それぞれの時期別に作業療法士の関わり方のガイドラインが示されています。
利用者の方が置かれている環境が少しずつ変化しているのを捉え、柔軟に関わり方を変えていく必要があることが分かります。
臨床実習の学習
私は臨床実習指導を年に1回程度担当するのですが、ICFや生活行為向上マネジメントを勉強するときの「見本」にすることができるので、毎回お世話になっています。
- ICFを使って評価のまとめる時、まだ評価できていない項目を示すヒントとして使う
- 生活行為向上マネジメントを学ぶ時、評価項目が全て記入されたシートを参考に説明を行う
介護保険の全体像や老健の役割についてもまとめられているので、学生指導の時には毎回フィードバックで活用しています
老健で働く作業療法士必携の1冊をシェアしました!
悩んだらここに戻ってきて、また考える。そんな1冊
似たようなケースの人が一人もいない、個別性が高い、というのが老健のリハビリテーションの特徴だと感じています。
悩みは多い!!ほんとに多い。
その悩みのヒントが詰まった1冊、良かったら手に取ってみてください。
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