こんにちわ、とーこです!
先日、私の勤める老健に作業療法学生さん2名が地域実習に来られました。
彼らは専門的な学習をする前の大学2年生で、臨床での実習は初めての経験です。
ここ3年ほど、同じように2年生の学生を受け入れ、私が担当者として指導をしています。
5日間の地域実習の指導を担当者して、「あるべき姿は失敗によってインストールされるよね」という気づきがあったのでシェアさせてください。
老健で実習生を指導するとき「介護老人保健施設の作業療法」という教科書を使っています。
老健の全体像や要点を伝えるのにおすすめです。
実習の指導を担当していると、ついつい退勤時間が遅くなりがち・・・
19時帰宅でも晩ごはんを間に合わせたい時に活躍するのが冷凍牛丼。
【送料無料】牛丼の具 20パックセット すき家 牛丼 冷凍食品 冷食 レンジ おかず 【ふるさと納税】吉野家 冷凍牛丼の具 5~30食実習している彼らを見ていて私が驚いたこと
作業療法の実習では、一定の研修を受けている指導者が担当することになっています。
その研修では実習生への接し方や指導のやり方を具体的に教えこまれます(指導者側がね)
未来ある若者たちのモチベーションを育てつつ、見学・模倣・実施で指導をよろしくね、という内容だと私自身は理解しています。
私自身が実習で苦労した経験があり、「私ごときが偉そうなこと言う立場ではない」と自覚しているため、比較的大らかに受け入れている方だと思います。
そんな私から見ても、これらには驚きました。
- 職員とすれ違うときの挨拶がない
- 利用者様や私と話している時の一人称が「俺」
- フィードバックをしているときのあいづちが「うん」
- 利用者さんに対して「お父さん」「お母さん」と呼びかける
これらに関しては、このままでは駄目だと思うよ!と本人に直接伝えました。
他の職員から指摘されたこと
比較的大らかに受け容れる私でもやや気になるところがあった彼らは、各方面から“ご指摘”を受けました。
実習生の態度として私も△だと思ったこともあります。
- 職員側が挨拶しているのに、挨拶が返ってこない
- 職員が施設紹介の話をしているのにウトウトし始めた
- 利用者がいないリハビリ室で野球の素振りのフォームをやり始めた
- 実習中に寝ちゃダメだし、挨拶はしてほしい。
利用者さんがいないところでも、実習時間中の態度は気をつけて欲しい
これらもその都度注意。
その他、厳しいご意見が私のもとへ届きます
- 猫背で姿勢が悪い
- 歩くときにペタペタ音がする
- ふらふら歩く
- 自己紹介に締まりがない
- 更衣室で職員に場所を譲らない
- 職員への気遣いが足りない
当たり前のような気もしますが、彼らにとって初めての実習です。
これからの課題が見つかったとポジティブに捉えたい、と指導者の私は思います。
ただ、周りの職員さんたちは許してくれません。
結局私は指導不足と責任を追及され、各所でお叱りを受け、頭を下げて回りました。
責任を取るって大変ね。
彼らと話していて気づいたこと
彼らとのやり取りで一番印象的だったのは「全然気づいてなかった」「また言ってましたか?」と行動に対する自覚が全くなかったことです。
気づいてないなら直すこともできない。
それなら意識を向けさせる、言葉にして伝えるのが指導者の役割だと、私自身も気づきました。
あるべき姿を共通認識するには経験がいるよね
職場では「学生としてあるべき姿」が年月をかけて醸成されています。
- はきはきと明るく自分から挨拶をする
- 気持ちよく返事をする
- 相手の話を熱心に聞く
- 利用者さんに対して敬意を持って接する
- 職員に気を遣う
- 自主的に行動する
- 指導者に相談や確認をする
- 見学したことに対して積極的に質問する
- 分からなかったことを調べてくる
学校側としても実習前に指導があったようですし、常識的に求められているものはあるでしょう。
果たしてそれが、学生にとっての常識としてインストールされているかはまた別問題だと思います。
教科書を読む、授業を聞くだけでは分からない部分を「実習に来て学ぶ」わけです。
学生としてあるべき姿、専門職としての姿勢や態度として求められるものと、今の自分のギャップに気づく、第一ステージはここだと私は思っています。
経験して失敗する、失敗から気づく、この過程の中で少しずつ理解していくのを待つのも指導側の姿勢としてあってもいいんじゃないでしょうか。
そうやって経験を積む中で「あるべき姿」がインストールされていく=共通認識が持てるようになる過程であってもいいと私は思っています。
確かに一発アウトな行動もあるけどさ。
職員に挨拶がなかった!ってネチネチ言われるのは指導側も辛いのよ。(小声)
まとめ
以上、二十歳の学生さん2人と一週間過ごしてみて考えたことでした。
老健で働く作業療法士へ推したい教科書は
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