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老健で働いているワーママ作業療法士が感じた40歳の壁とこれからの方向性

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作業療法士として一生懸命働いてきたけど、これから先もこのままでいいのかしら??

病院から老健へ転職し、慣れない職場にストレスを感じながらも、家事と育児と仕事…と全力で30歳代を駆け抜けてきました。

ふと立ち止まると、職場では自分のやり方で仕事を進めることができるようになり、子どもたちも少し大きくなり、昔のように体調を崩して倒れそうになるほどの強いストレスを抱えずとも、働くことができるようになっていました。

10年前、5年前に比べれば確実に働きやすくなったと思います。

一方で、このままを続けているだけでは生活が良くなりそうにない、ということに気づくようになりました。

もうすぐ40歳。100年生きるとしたら、まだ人生長いですよね。

目次

頑張る方向性はこれでいい?

20歳~30歳代までは、自分の知識や経験を積みたいと思ってとにかくこれまで目の前にある課題には全力で向き合ってきました。老健に転職してから、介護保険領域のことの知識が不足しているなと実感し、長男の育休中に介護支援専門員を取得しました。介護支援専門員としての業務をする予定はありませんが、まとまった知識として理解することでとても働きやすくなったと感じています。「作業療法士がケアマネ(介護支援専門員)を取得する必要なんかない」という意見もあるかとは思いますが、個人的には取ってみて日々の業務には役立っていると感じています。

また、老人保健施設リスクマネージャーの資格も取得しました。リスク管理を体系立てて学べて、現場のリスク管理において知識に基づいた判断軸を持てるようになったと感じています。

精一杯努力してきた結果、職場の中では一定の評価を受けるようになりましたが、お給料への反映はあまり期待できません。なぜなら、私が勤めているのは介護老人保健施設で、私のお給料は元をたどると介護保険の診療報酬です。介護保険報酬は3年に一回改定がされていますが、大きく増収になることはなく、むしろ「必要なことをやっていないと減収しますよ」という改定も珍しくないのが現状です。

  • このまま今の職場で頑張っていても「お給料」は大きく増えることはない
  • 日祝を休みたい、お盆や正月を家族で過ごしたいが、休みが取りづらい
  • 子どもが不登校になったり、親の介護が必要になったら、私の収入経路は途絶えてしまう

「今の職場で一生懸命働く」だけでは、これらの不安や不満に対する解決策にはなりそうにありません。

そんな中、自分の“頑張る方向性”を模索するのにヒントになるなと思ったのが、尾石晴さんの「『40歳の壁』をスルッと越える人生戦略」です。

健康、お金、人とのつながりはありますか?

「40歳の壁」では、これから100年時代を迎えるに当たって、健康、お金、人とのつながりが大事だよと書かれています。

みなさんは、ご自分の「健康、お金、人とのつながり」について、振り返って考えられたことはありますか?

私自身は振り返ってみて、全ての項目で△がつきました。

  • 健康 △:食事や運動習慣が疎かになりがち
  • お金 △:貯金や一部分の投資はしているが、いざ使いたい時にうまく資金を回せていない。収入が大きく増える見通しはない。
  • 人とのつながり △:家と職場の関係のみ、狭い

健康、お金、人とのつながりという項目で見ると、今の私はどれも中途半端でした。

であるならば、△を〇にするにはどんな行動を取ればいいのか?という新たな問いを持ちました。

見方が変われば一歩前へ進むことができそう

自分業という考え方

お金、健康、つながりを維持するには「仕事をやめず、生涯現役で働くことを視野にいれていきましょう」と晴さんは書かれています。実際、定年を迎えてから年金と老後の蓄えだけで生活していくには不安がありますよね。

私は仕事柄、高齢になった時の変化をこれまで多くみてきました。

何かしらの疾患や身体の不自由さがあってリハビリを受けるようになられる方がほとんですが、健康でなくなった、若い頃のようにはいかないと自覚されている人にとって、再び健康を取り戻すというのは大変な努力が必要です。

身体の不自由さから外出もままならず、やはり自然と人とのつながりも減っていく傾向にあります。

また、経済的な困難さを理由に、生活を快適に過ごすための福祉用具の購入をためらったり、生活する場所の選択肢が狭まったりする場面にも出会ってきました。お金、健康、つながりの重要性を肌で感じてきました。

介護予防の中では「活動と参加」という視点があり、一時的に健康が脅かされる場面があったとしても、その人らしい「活動と参加」を支援することが求められています。

自分のやりたいことをしっかり自覚しておきたいですね

私がポイントだな!と思ったのは「趣味や楽しみ」ではなく、きちんと収入を得る視点があることです。

晴さんはこれを「自分業」と定義づけられています。

  • お金、つながり、健康の3つの要素を満たす仕事
  • やりがいが持てる仕事
  • 自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事

どんな風に「自分業」の種を見つけるのか、育てていくのかという細かい点については書籍に大変詳しく書かれています。

お金、つながり、健康の3つが重なるところに仕事の種をまくための「小さな試行錯誤」をしてみることが勧められています。

せっかく頑張るんなら人生100年時代を見据えて、自分業の種をまいて、少しずつ育ててみたい!

私にとってはこのブログやX(Twitter)での発信も種まきの一つです。

自分の好きや得意を言語化しつつ、細く長く続けていきたいと思っています。

まとめ

尾石晴さんの「『40歳の壁』をスルッと越える人生戦略」をもとに、私ががこれから頑張っていきたいなと思う方向性と“自分業”という考え方についてお伝えしました。

38歳から健康、お金、つながりを少しずつ育てていって、50歳、60歳になったときに自分の成長が感じられたら嬉しいですよね。

せっかく頑張るんなら、「自分を満たす、自分を幸せにする」ことに取り組んでいきたい、そんな風に思います。

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この記事を書いた人

とーこ@作業療法士ママ
老健で働く作業療法士。8歳4歳兄弟のママ。仕事や子育てでの経験から学び、「私がもっと早く知りたかった!」ことを発信します。趣味は旅行とパン作り。取得資格:介護支援専門員、介護老人保健施設リスクマネージャー、実習指導者研修修了。

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