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捨て過ぎの反動に気をつけたい。物は手に入れる時も手放す時も高揚する

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メルカリで手放してきた品数が70を越えました!

持ち物を減らす、手放す、少ない持ち物で生活することが良い、という価値観の広がりをひしひしと感じます。

書籍を読んでいても「ミニマリスト」「物を捨てる」といったキーワードを多く目にしますし、私自身もこれらの本に刺激される部分は多くありました。

私は5年ほど前に新居に引っ越し、長男次男をこの家で育ててきましたが、赤ちゃんの頃に使っていたグッズは不要品となったり、新婚当初から持っていたものが今の生活に合わなくなって来たりして、少しずつ「いらないな」と思うものを手放すようになってきました。

ちょうど1年ぐらい前にメルカリを始めて、約1年間で70件以上の品物を販売しています。値がつかなかった物はそのまま処分したものもあるので、捨てたもの、売ったものを合わせると100個以上のものと手放してきました。

目次

物を捨てることのメリット

私が改めて申すまでもなく、物を捨てる・手放すことのメリットはいろいろあると思います。例えば、

  • 物の管理のしやすくなる
  • 部屋が広くなる
  • 掃除が楽になる
  • あるものを大切に扱うようになる

ミニマリストさんの書籍を読んでいると、「時間が増える」「お金が増える」など、他にもメリットがいろいろあって興味深いなと感じています。

そんな中、川野泰周さんの書籍「半分、減らす。」

医師で禅僧の著者、川野泰周さんが指南する、より少なく、より豊かに暮らすための「シンプル生活術」を記した本書。

実は危うい“捨てる快感”

川野先生は「断捨離には、いきすぎてしまう危険がある」と書かれています。

「中道の精神」を尊ぶ仏教的観点に立つと、「高揚感」に引きこまれるようにして行動してしまうことは、たしなめられるべきこととされているのです。なぜなら、一時の気持ちの盛り上がりにまかせて行なったことは、だいたいあとで悔やむことになってしまうからです。

 大きく高揚したあとには、必ずぐったりと疲れて意欲が出なくなるときがある。それが自然な心のバランスです。  むしろそうして意欲が低下するからこそ、私たちは心と体を休めることができる、と考えるべきでしょう。  しかし、気分の高揚にまかせて物を買ったり捨てたりという、ある意味「あと戻りのできない」行動を取ってしまうことは危険といわざるを得ません。

半分、減らす。

物を捨てると気分的にスッキリする感覚は、きっとどなたも経験があるのではないでしょうか?

私も物を捨てて、手放して、部屋が広くなって、嬉しい気持ちになったし、やり切った達成感を味わっていました。

あの気分の高まりも、「過ぎる」と捨ててから後悔するということを自覚しておかないといけないんですね。

捨ててから悔やまれる、という経験は今のところあまり身に覚えがないのですが、子どもたちの思い出がある衣類やおもちゃなどは私もなかなか手がつけれず、「保管ボックス」にとってあります。これらを一時的に保管しておくことも「やり過ぎ」を防ぐには一つの方法なんだなと改めて思いました。

物を持たないのが良い、という価値観に無闇に踊らされず、やはりここでも「自分軸」を持って判断する力が問われているのかもしれません。ここで、「中道の精神」って何?ということにも触れておきます。

中道の精神とは?

中道の精神とは、仏教の考え方です。

仏教には「中道の精神」というものがあります。何事も極端に走らず、偏りなく、ちょうど真ん中くらいのところを意識することを意味します。

「つい、やりすぎてしまう行動」に歯止めをかけて、「ほどほどを意識した考え方と行動を心身に落としこむことで、自らの健康を守り、同時により満たされた、より豊かな人生を実現する」 それが、本書の目指すところです。

半分、減らす。

やり過ぎは禁物、ほどほどで生きていきましょうという考えだと理解しました。

私の生活を振り返ってみると、仕事をやり過ぎて気分的に大きく落ち込んで身体が動かなくなったり、ストレスを溜めて、食べ過ぎに走ったりと、「やり過ぎてしまって身体を壊した、健康を損ねた」時期がありました。

明らかに“幸せな状態”ではありませんでした。

私は「美味しいものを食べる」と幸せを感じるのですが、身体と心が疲れていたときは食べることへの興味関心が薄れ、食欲がうまくコントロールできず、食べても食べても満たされない感覚に悩んだことがありました。自分の幸せまで蝕んでしまうのが「つい、やり過ぎてしまう」行動なんですね、怖い。

まとめ

「捨てる快感の危うさ」について、川野泰周さんの「半分、減らす。」を参考にしてお伝えしました。

年末の大掃除に合わせて物を捨てたり、手放したりする機会が多い時期だからこそ、勢いに任せてあれこれ捨て過ぎ、あとから後悔してしまう…ことは防ぎたいですね。

当然手放すメリットも大いにありますので、その辺りはバランスを取ってやっていけるといいなと思います。

やり過ぎは身体にも、心にも良くない。
ほどほどを意識。

「半分、捨てる。」はAudibleで聴く読書ができます。またkindle unlimitedの対象作品です。

Audibleの始め方は以下の記事で紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

とーこ@作業療法士ママ
老健で働く作業療法士。8歳4歳兄弟のママ。仕事や子育てでの経験から学び、「私がもっと早く知りたかった!」ことを発信します。趣味は旅行とパン作り。取得資格:介護支援専門員、介護老人保健施設リスクマネージャー、実習指導者研修修了。

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