「生きていくには、何よりも眠ることが大事だ!」と母になって気づきました。
子どもの世話より、食べることより、何より大事なのは自分が眠ること。
そんな私が、久しぶりに会った弟との会話を通して思ったこと、私が睡眠不足のときに悩んだこと、お母さんの心と身体の健康への私の思いについて、お話しします。
子育てへのこだわり
先日、祖母のお葬式がありました。
遠方だったため、弟と時間を合わせて一緒に新幹線に乗って移動しました。
弟夫婦は今年の夏に待望の第一子が産まれ、お食い初めを済ませたばかりです。
まだ首も座らない時期なのでいろいろと大変だろうと思って話を聞いていました。
すると、「奥さんがミルクの時間と量にこだわりがあってついていけない」とのこと。
奥さんのこだわりは以下の通り
- 生後3か月、一回のミルクの量は100㎖で必ず4時間おき
- 昼も夜も関係なく、4時間おき
- 夜のスケジュールは20時、0時、4時(朝はきっと8時)
- 奥さんだけではできないので、仕事をしている弟も同じタイムスケジュールで夜を担当している
- 金曜と土曜は翌日休みなので頑張れるが、間の火曜日の担当が辛く、水曜日が仕事にならない
- 出産後からずっとこのスケジュールで、心身ともに滅入っている
- 奥さんには様々な方法を使って話し合いを持ってきたが、泣かれて終わってしまうので話にならず、もう諦めている
弟曰く、0時の一回量を少し増やして、4時を飛ばして6時から7時でいいのではないか?という話し合いを持ってきたが、奥さんはリズムが崩れるから変更したくないの一点張りでどうにも折り合わないそう。
奥さんも辛いそう。
奥さんのこだわりは根深いみたいで、往復計6時間ぐらい一緒にいた間の会話では解決の糸口も見つかりませんでした。
夫婦のことのなので、彼らが乗り越えていくしかないのでしょう。
ツライ睡眠不足でイライラMax
私自身の話。
次男が7~8か月の時に、夜泣きがあって夜中あまり寝てくれませんでした。
その時、長男が4歳。
長男はこだわりが強く、当時は今ほど我々の話を聞いてくれず、さらに本人が言っていることもよく分からず、手がかかりました。
夫は日中仕事に行っていて、帰宅は7時~8時過ぎ。
話せない赤ちゃん。
話が通じない長男。
話をしない夫。
一日中誰とも話せないまま睡眠不足な私・・・
ある日イライラは限界に達し、昼間からポロポロと泣いて夫に不満をぶつけ、
「なら一回実家帰ってくる?」と言われたことにも腹が立って、
「実家に帰れば解決するわけじゃない!」とさらに夫に怒りをぶつけて困らせました。
思えば、あの時夜中はミルクにしていて、夫にも夜中のミルクをお願いしていました。
当時、便利な缶入りミルクがあったので買い置きしてはいましたが、コスト面から使うことをためらうこともしばしば。
さらに使った哺乳瓶はすぐに洗わなければいけない、と思い込んでいて、それを夫にも強要してました。
夫には「夜中は缶ミルクでいい」「夜中の哺乳瓶は朝洗えばいい」と意見を言われたことを思い出します。
私の怒りが大爆発したあと、夜中のミルクをどうしたかあまり記憶にないのですが、ほどなくして夜泣きは終わり、次男も再び朝まで眠るようになり、この嵐は去っていきました。
睡眠不足になって起こることは・・・
- 正しく思考できなくなる
- 考えが後ろ向きになる
- やる気がなくなる
- 便秘や頭痛などの身体の不調が増え、症状が強くなる
- さらに眠れなくなる(睡眠の浅さ、入眠のしづらさ)
あくまで私の実感ですが、いいことない。
この状態で子育てして、子どもにいいわけない。
眠りたくても眠れないことはあります。
でも、何かにとりつかれて「やらねばならぬ」から睡眠から遠ざからないでほしいです。
お母さんの眠りは何より最優先してほしい
子育てってこだわり始めるとキリがないんですよね。
- 母乳で育てなければいけない
- 子育ては母親(父親)でなければいけない
- 他人を関わらせてはいけない
- 授乳時間は守らなければいけない
- 離乳食は手作りでなければいけない
- 部屋はきれいでなければいけない
- 絵本の読み聞かせをしなければならない
確かにやった方がいいことはあると思います。
でも、それよりも。
何よりも。
お母さんたち、みんな寝ましょう。
きっと、子どものためにやってあげたいことや、自分のためにやりたいこともあると思う。
できるときはやったらいい。
人生のために、その時しかできないことってあると思う。
でも。
心と身体のバランスを崩して、限界まで来てるときにやらないといけないのはそれじゃない。
しんどい時にやるべきことは、まず眠ること。
次に、きちんと食べること。
お母さんの心と身体が健康になることが、子育ての中で最優先してもらいたいことです。
朝まで眠りたい方へ、おすすめしたい行動は以下の記事で紹介しています。
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