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書籍【言語化の魔力】から悩みへの向き合い方を学ぶ

私は「3つの幸福」を読んでから、樺沢紫苑先生のファンになりました。

「言語化の魔力」は、悩み解消の決定版として書かれています。

言葉にすることの力を知りたい!と思って手に取りました。

目次

言語化の魔力からの気づき

  1. 悩みを解消するキーワードは、視座転換、言語化、行動化である
  2. 悩みを分析する3軸は、コントロール軸、時間軸、自分軸である。
  3. 悩みは解決しなくていい、解消する方法を探せればいい。何に悩んでいるのかを言葉にすると、悩みの解消方法を検索したり、相談したりできるようになる。

悩みを3つの軸で分析してみる

私は作業療法の学生の頃、実習でレポートはうまく書けませんでした。(実習地はホワイトで、バイザーも寄り添って話を聞いてくれる方だったことを書き添えておきます)

何をどうしたらいいか分からず、どうしよう、どうしようと考えても答えはでません。

睡眠時間を削ってレポート作成に取り組んでも、辛く苦しいばかり。

①ネガティブ感情、②対処法が分からない、③思考停止悩みの3つの特徴にぴったり当てはまっています。

「レポートが書けない」というあの時の悩みに対して、コントロール軸、時間軸、自分軸で分析してみます。

コントロール軸

「レポートが書けない」という悩みのコントロール感は、このままでは低いでしょう。

見方を変えて(視座転換して)、コントロール感を少しでも高められる悩みに再設定してみます。

「眠すぎてレポートに集中して取り組めない」「目標設定の方法や訓練内容の選択が分からない」「評価内容のまとめ方が分からない」と、「レポートを書けない」という悩みを細分化することができそうです。

再設定した悩みに対してであれば、対処法はいくつか浮かんできます。

  • 睡眠リズムを整える
  • 分からないことを教科書や文献で調べる
  • インターネットで検索する
  • バイザーに質問する

「もうどうしたらいいか、分からない…」と思考停止してしまっては、打つ手はありません。

「悩みを再設定する」して自分がコントロールできる領域を作り、対処法を行動に移せば、悩みを解消する方向へ動かすことができるのです。

時間軸

私の作業療法の長期実習は11週間ありました。

最終日が見えない中で、思考停止に陥っていた私は毎日が不安でいっぱいでした。

「レポートが書けなかったらどうしよう」「何から手をつけたらいいか分からない」と、残りの実習期間の見通しが立たないことが一番の不安でした。

あの時の私が考えるべきは「今、できることは何か?」ということに尽きるでしょう。

自分軸

「レポートが書けない」という悩みは自分自身のことですので、自分が行動すればなんとかなりそうです。

自分率の高い悩みだったと言えます。

自分の悩みを振り返って思うこと

「レポートが書けない」という悩みは一例ですが、今も日々いろいろとモヤモヤを抱えています。

一つ一つの悩みに対して、対処法を考えて行動できているかな?と自分を振り返るきっかけになりました。

視座転換の活用

子どもに怒ってしまいそうな時は、事実と感情を切り分けて考えよう

子どもを産んでから、自分の中から湧き上がる「負の感情」の多さに嫌になることがあります。

強い怒りの感情の取り扱いには、本当に苦労してきました(今も苦労しています)

激しい感情が湧き上がると、私たちは物事を客観的に見られなくなります。

「事実」と「感情」が渾然一体となり、冷静に、客観的に自分を見られなくなる。

事実が、感情という濃霧で覆われたようなイメージです。

言語化の魔力

子どもを怒ってしまう場面で一例を挙げてみます。

事実は何? → おもちゃを片付けてくれない

感情は何?(どう感じる?)→ イライラする

思考は何?(どう考える?) → 早く片付けてほしい

じゃあどうする?今できることは? → 一緒におもちゃをかごに入れる

同じ失敗を繰り返さないためにできることは? → 片付けのルールを話し合う(片付けるタイミング、おもちゃを捨てるルールを決める)

あくまで一例ですし、一緒におもちゃをかごに入れるように促しても、子どもは一緒に片付けをやってはくれません(実感値9割)

大切なのは、イライラしてすぐ子どもを怒鳴りつけても状況は変わらないことに気づくことだと私は思いました。

一つ一つ細分化して思考する・・・この余裕が欲しいですよね。

言語化の活用

職場で嫌なことがあったら、ガス抜きしてみよう

仕事をしていると「嫌だな」「すごい嫌!」と思うことが、時々(よく?)あります。

例えば、理不尽なことで責められる、怒られる、叩かれる、嫌みを言われる・・・あぁ思い出すだけでも嫌だ。

「思っていること、感じているそのままを、ただ話すこと」がガス抜きです。

ただ、ネガティブ体験の反復してしまうと、記憶に定着して悩みを強化してしまいます。

ガス抜きは1回、笑っておしまい。

まとめ

「言語化の魔力」から悩みへの向き合い方を学びました。

私は不安になると、過呼吸や動悸を感じて苦しい思いをしていました。

仕事がうまくいなかない、ゆっくり休めない、人とうまく付き合えないなど悩んでいることは様々でしたが、どれもはっきりと言葉にはしていませんでしたし、自分の中でモヤモヤと抱えているばかりでした。

あの時、もしこの書籍を読んでいたら、悩みへの向き合い方も変わっていたかもしれません。

心の中で「モヤモヤ」を感じたら、まず紙に書く!

何に「モヤモヤ」しているのか正体を探る!

できることからやっていく!

この3つを実践していこうと思います。

「言語化の魔力」はAudibleで聴く読書ができます。

Audibleの始め方はこちらで紹介しています。

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この記事を書いた人

とーこ@作業療法士ママ
老健で働く作業療法士。8歳4歳兄弟のママ。仕事や子育てでの経験から学び、「私がもっと早く知りたかった!」ことを発信します。趣味は旅行とパン作り。取得資格:介護支援専門員、介護老人保健施設リスクマネージャー、実習指導者研修修了。

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