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【世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方】から働き方を再考する

今の仕事、楽しんでやってますか?

「このまま、あと20年以上も、同じように働いていたいだろうか?」と、私は自分の働き方にモヤモヤしていました。

「やりたいことはよく分からないけど、今の働き方のままでいいか悩んでいる方」にこの書籍を紹介します。

著者の八木仁平さんは、早稲田大学卒業後すぐに独立されますが、お金以外の働く目的を見失うことがあったそうです。

本当にやりたいことを見つけるために独自の「自己理解」に取り組まれ、その手法を解説されています。

私は「自己理解メソッド」をやってみて「やりたいことの方向性」を感じることができました。

また、人生の価値観を再確認できたのが大きな収穫です。

Audibleでも聴読できます。

目次

「やりたいこと」がある人が、大きな成果を手に入れられる理由

やりたいことがある人は、エネルギーを向ける先がひとつに集中し、大きな成果を手に入れることができます。

やりたいことがあれば、成長し続ける「無限ループ」に入ることができるからです。

このような無限ループに入るために、最も重要なことが「やりたいことをみつける作業」だと八木さんはいいます。

自分の興味関心を知る、知って作業に活かす。

作業療法士が得意そうな分野ですよね。

今の仕事を続けていくにしても、やめるにしても、こんな要素があると自分はイキイキするんだ!ワクワクして面白いと思って仕事できるんだ!というのが言語化できるようになります。

何事も気づきがあって、始めることができます。

今、一番やりたいことをやればいい

やりたいことは「一生続けられることでなければならない」という縛りを私は強く感じていたのですが、それは「やりたいこと探し」によくある間違いのひとつでした。

もしあなたが「一生続けられることを見つけたい!」と思っている場合も、そのスタート地点は「今一番『やりたいこと』です。「今一番『やりたいこと』に毎日向き合っていって、死ぬまで飽きずにいられたとしたら、結果としてそれが「一生やりたいこと」になるのです。

「なんか面白いなぁ」という程度の温度感でいいのです。

自分の中にある興味を育て、面白くする工夫を重ねていくことで作られていくもの=「やりたいこと」です。

「やりたいこと」は自分の中にしかありません。

さて、ここで「やりたいこと」でお金をもらうってどういうこと?という疑問が湧いてきます。

「やりたいこと」を仕事にするなんて到底できそうにない、と私も思いました。

その答えは「やりたいこと」の実現手段は社会の中にあると八木さんはいいます。

「やりたいこと」が見つける→実現手段を試行錯誤する、この流れを押さえておきましょう。

最後の「やりたいこと」探しをする、自己理解メソッドの3本柱とは?

自己理解メソッドの3本柱とは、

  1. 好きなこと
  2. 得意なこと
  3. 大事なこと

の3つです。この3つの要素を組み合わせて「本当にやりたいこと」を手に入れていきます。

情熱のある分野(=好きなこと)、自然と人よりも上手くできて、やっていて苦がなく心地よいこと(=得意なこと)を掛け合わせて、自分のやりたいことをみつけていきます。

学びだったのは、やりたいことをみつけるのに「なりたいもの・職業名」で選ぶことは勧められていない点。

仕事のイメージに着目してしまったり、実現手段が限定されてしまったりするのが理由だそう。

子どもたちの進学時にもこの考え方は覚えておきたいと思いました。

得意なこととスキルと知識とのとの違いについても触れられているのですが、資格を活かすことを目的にしてしまうと選択肢が狭まってしまう、というのは耳が痛い話です。

働き方を決める上で最も重要な「大事なこと」

大事なことは、「価値観」「何のために働くか」ということです。

どれだけ「やりたいこと」をやっていても、残業だらけで自分の時間がとれなくて、しんどさを感じているなら、その働き方は自分に合っていないことになります。それは「大事なこと」が満たされていないからです。(中略)

「やりたいこと」をしている時にさらに「大事なこと」を満たしている状態こそが、「これが本当にやりたいことだ!」となります。

どんな風に生きていきたいですか?

「自由に生きたい」「人にやさしく生きたい」「安心して生きたい」「熱中して生きたい」など、正解はありません。

やりたいことが「行動」だとしたら、大事なことは「状態」だといえます。

何のために働くのか?という問いの答えが「大事なこと」です。

大事なことが内側に向けば「人生の目的」になり、外側に向けば「仕事の目的」になります。

まとめ

「作業療法士として、どこかの法人に雇用される」働き方しかしてこなかった私は、やりたいことをしてお金をもらって働くという働き方そのものに現実感がなく、具体的なやり方を想像することすらできませんでした。

実際に自己理解メソッドをやってみて得られたものは、「やりたいことの方向性」と「自分の価値観の再認識」です。

働き方も働く場所も変えることはできていません。

しかし、自分の好きなことにに向き合うために書店に足を運び、得意なことを掘り起こすためにたくさん紙に書きだしました。

それはまさに、「やりたいこと」は自分の中にあるんだ!ということへの気づきでした。

「ちょっと面白そう」の種をこれから育てていきたいなと思う一冊でした。

Audibleの始め方はこちらの記事で紹介しています。

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この記事を書いた人

とーこ@作業療法士ママ
老健で働く作業療法士。8歳4歳兄弟のママ。仕事や子育てでの経験から学び、「私がもっと早く知りたかった!」ことを発信します。趣味は旅行とパン作り。取得資格:介護支援専門員、介護老人保健施設リスクマネージャー、実習指導者研修修了。

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