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表紙とタイトルのインパクトに惹かれました!
本屋さんをウロウロしていて目に留まった一冊。
Audibleの聴き放題対象作品です。
【読書記録】むかしむかしあるところに死体がありました
子どもの頃からなじみ深い昔話をベースに「死体」を発見し、物語が進んでいきます。
一話目は「一寸法師の不在証明」というお話。
鬼に襲われそうになったお姫さまを一寸法師が守り、退治した鬼からもらった「打ち出の小槌」を使って立派な青年になって、お姫さまと結ばれる…というのが我々が良く知っている大筋のストーリーですよね。
この「鬼退治」の時に、鬼の腹の中にいた一寸法師にある殺人事件の容疑がかけられてしまいます。
さて、殺人事件の犯人は本当に一寸法師なのか?そのトリックは?キーアイテムの使い方と伏線回収が聴きどころでした。
この話を聴いて、「生まれつきの身体的特徴と人格形成」について少し考えてみました。
生まれつきの身体的特徴と人格形成
生まれつきの身体的特徴を本人がどのように捉えるかによって、性格や人格って影響を受けることってあるよなってこの話を聴いていて思いました。
生まれつきの身体的特徴っていろいろありますよね。
例えば、私の長男は8歳にして「若白髪」が大変目立ちます。
5~6歳のころから少しずつ見え隠れするなとは思っていましたが、小学校に入ってから一段と量が増えました。
親でも気になるレベルですから、当然長男の後ろに座っているお友達の目にも止まり、白髪が多いことを指摘されています。
白髪を指摘されることで「僕はみんなから嫌われている」と周囲に受け入れられていない自分を長男自身が感じている発言が時々聞かれています。
幸い、白髪は見えているところを少しずつ切ってあげたり、髪全体を短くすることで少し目立たなくなるので、本人の気になる身体的特徴の部分を少し減らして対応しています。
長男の白髪の件は些細なことですし、「人格に影響を与える」ほどのインパクトはないと思います。
ただ、本人の努力ではどうすることもできない身体的特徴っていろいろあると思うんですよね。
さらに、どうすることもできない身体的特徴に加えて、周囲のよくない評価や周囲の人に受け入れられない体験が重なることによって、自分には価値がないと思ったり、自信を失ったりと自分の認識に対してネガティブに働くことってあるんじゃないかなって思います。
子育てをしていて気をつけたいのは、学校などの場でたとえ受け入れられないことがあっても、それはあくまで一意見であって、あなたの価値はあなたにしかないんだよ、というメッセージを親である私自身がきちんと伝えてあげることだな、というのを改めて気づかされました。
まとめ
「むかしむかしあるところに死体がありました」を読んで、身体的特徴と人格形成について私が考えたことをお伝えしました。
持って生まれたものも、周囲の人の評価も変えられない、では変えられる部分はどこなのか?
変えられるのは「自分」の考え方と「未来」(身体的特徴をどう見せるか)なんじゃないかと思います。
物事は捉え方次第でいい方に転がるんじゃないかな
視点の変え方、という点でどなたかのお役に立てば幸いです。
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